LT経験値を上げるには「自由研究LT」イベントがおすすめ

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先日、テーマ自由のLT大会「自由研究LT」で登壇してきました。
このイベントですが、単に各自が好きなことを話すだけのものではありません。これはエンジニアのコミュニティが主催する、LTの経験を積むためのイベントなのです。そしてこのイベントは、LTに興味を持っているものの、私にできるか不安... と思っている全てのエンジニアの方におすすめしたいです。いくつか個人的なおすすめポイントを書いてみます。

テーマは技術系でなくてもOK

普通のLTイベントでは、特定の技術に関連するテーマが設けられているため、内容にマサカリが飛んでくるのが不安で発表しにくいと思っている方を多く見かけます。しかし、自由研究LTでは技術以外のテーマが推奨されており、中身も自由です。そのため、もともと好きだったことをテーマにすれば、内容の濃い資料を比較的簡単に作ることができます。今回のイベントでも、ダーツ・カードゲーム・ウォーキング・エスカレーターなど、趣味や好きなものについて熱く語る参加者が多かったです。

聴衆からのリアクションが大きめ

エンジニアのイベントというと、大抵の人は勉強しに来ているので真剣な雰囲気が漂っていることが多いです。しかし、自由研究LTはお酒を飲みながらカジュアルにLTを聞く会です。そのため、拍手や笑いなどのリアクションが他のイベントよりも大きめです。発表しているその場で明確な反応が来るというのは、登壇初心者にとって大きな自信になります。

リハーサル・レビューが充実

このイベントを主催しているのは「エンジニアの登壇を応援する会」というコミュニティです。登壇初心者の場合、資料作りで行き詰まって締切ギリギリになってしまうことが多いですが、自由研究LTでは、余裕を持って発表のクオリティを上げるためのサポートが充実しています。
例えば、自由研究LTでは本番の1週間くらい前に発表のリハーサルイベントがあります。登壇者と会のスタッフしか参加はできませんが、ここでリハーサルをすることでフィードバックをもらえます。資料がわかりにくかったり、緊張のあまり言葉が速くなっていたりといったことは、実際に発表してみないと気づきにくいものです。リハーサルをして発表を修正するということの大切さを実感できる良い機会になります。
他にも、エンジニアの登壇を応援する会のSlackで相談すれば、リハーサルとは別に資料レビューや構成の相談などもできます。登壇が初めての方から経験豊富な方までいらっしゃるので、レベルを問わず気軽に相談できます。

ぜひ登壇枠で参加してみよう

私自身、自由研究LTで何回か登壇経験をすることで、LTに対する自信がつき、他の技術系イベントでも登壇に挑戦するようになりました。また開催されると思いますので、興味を持った方はぜひ登壇枠で参加してみてください。
最後に、今回の登壇で使ったスライドを貼ります。資料の作り方は人それぞれですが、参考になれば幸いです。