「オタクが最新技術を追うライトニングトークイベント #3」で最新技術を追った
LT枠で参加してきました。今回はとらラボの方3名+一般参加3名のLT会です。
Google Cloud Functions + Go
Google Cloud FunctionにGolangが追加されたので、画像処理をする関数を作ったというLTです。さらに、Golang 1.11から導入されたModuleも使われています。こういうシンプルなものを実際に作って技術を学ぶの、最近あんまりやれていないのでうらやましいです。
コマンドの引数として google.storage.object.finalize
を呼ぶことで、Google Cloud Storageに画像が保存されたのをトリガーに関数を発火させられるとのこと。GCPのサービスはFIrebase Analytics以外触ったことがないのですが、連携が簡単にできそうで良い感じでした。
AWS SAMでLambda開発
こちらはAWSでサーバーレスアプリケーションを作るLT。コードの量が多すぎず、LTで伝えるうえではとてもわかりやすいです。
今はAWS SAMのようなフレームワークも用意されてるんですね。API本体を書くだけで簡単に動かせそうです。
今日からはじめる全文検索
全文検索は、全くやったことがない未知の領域です。今回はいろいろな全文検索エンジンが紹介されました。特に、サーバ機能を持たず単なるjarライブラリとして提供されているApache Luceneは興味深いです。
後半ではElasticsearchも紹介されました。先日うちの会社でもElasticsearchを使ったログ分析システムの構築が行われたのですが、APIの充実度合いや、マネージド型サービスの多さはやはり大きな魅力です。今回紹介された通り、最も開発コストが低いと感じました。
Raspberry Pi でスマートホーム
エンジニアの登壇を応援する会の遠藤ヒズミさんのLTです。外部端末からリモコン代わりのデバイス(自作)を操作することで、家電を操作するというものです。
個人的に驚いたのは、デバイスに赤外線の情報を記録させる方法。各家電の説明書を調べてコーディングで入力するのかと思っていたら、自作デバイスに向けて家電のリモコンから直接赤外線を照射して計測させるとは... センサーってすごい。
スマートホームからは外れますが、このままマルチリモコンを作っちゃっても面白そうですね。
APIゲートウェイとS3で作るサーバレス・スタブAPI
API同士が連携するサービスの開発において、テストに使うREST APIスタブサーバを手軽に作るというもの。Amazon API Gatewayには興味があったのですが、確かにこういうテスト用APIの作成にも使えそうですね。
Redashでデータ活用の壁をなくす
自分のLTはこれ。まさかトリとは... こちらの記事に発表内容のまとめを書きました。
udomomo.hatenablog.com
感想
今回はAWSやGCPでサーバーレスアプリケーションを作る話が多かったです。インフラエンジニアじゃないからサーバーは知らなくていいというのはもう通用せず、誰でもデプロイ環境として当たり前のように使っているということを改めて実感しました。特にAWSの知識はRedashの運用をしていくうえでも必須なので、積極的におさえていきたいです。
最後になりますが、主催いただいた虎の穴ラボ様、ありがとうございました。