@kakakakakkuさんのブログメンタリングを卒業しました

1月から3月まで、@kakakakakkuさん(カックさん)のブログメンタリングを受けました。

3ヶ月間、週1回など事前に決めたペースで記事を公開し、カックさんからアドバイスをいただくことができます。 今のところなんと無料。
ちなみに以下がカックさんのブログです。質の高い記事が定期更新されていてとても勉強になります。

kakakakakku.hatenablog.com

メンタリングを受けた背景

自分がブログを続けている最大の理由は、アウトプットを習慣化することで今までの道のりが見えるようにし、自分に自信をつけたいと思っているからです。
もともと、自分の意思だけで習慣化するのが難しいということはよくわかっていました。そのため、ブログ執筆者が集まるSlackグループ(2週間記事を書かなければ退会になる)に加入し、強制力が働く環境で記事を書いていました。
ただ、2週間を意識するあまり、続けることだけが目的になるのもよくないと思い、記事を書くときの意識・技術を高めたいと考えていました。そのときカックさんのメンタリングを知る機会があり、思い切って応募した次第です。

3ヶ月のメンタリング期間では、執筆の心構えからちょっとした小技まで、多くのことを学びました。中でも、これから自分がブログを続けていくうえで大きな糧となった学びをいくつか書いていきます。

見える化がモチベーションにつながる

メンタリングが始まってまず最初にやったことは、Search ConsoleとGoogle Analyticsの設定でした。そして、毎週末にPV数やブクマ数・Twitterフォロワー数などのKPIを確認して送ることになりました。
今思えば、これはとても大事な作業でした。今までは設定作業が面倒くさかったこともあり、PV数などはあまり気にしておらず、自分をやる気にさせるものは自分の成長意欲と締切だけだったのです。それが、今週は500PVだった、というようにアクセスが見える化され、それが増えていく推移を目にすることで、自分の記事を誰かが見てくれているんだという事実を実感でき、他者への貢献という外向きのモチベーションが生まれました。 もちろん、イベント参加レポなど自分の出来事を報告する記事も書きますが、「将来同じことを学ぶ誰かのために」と思って記事を書いている時が一番楽しいです。

ちなみに、KPIを確認するのも面倒くさい... という人のために、同じ時期のメンティである@budougumi0617さんがスクリプトを作ってくださいました。神。

github.com

仕事と執筆を両立させるために

ブログを書けなかったときの言い訳として最も多いのが「仕事が忙しかったから」だと思います。しかし、この言い訳はメンタリング期間中絶対に言ってはいけません。ブログというのは学んだことのアウトプットであり、学びって仕事と関係なく常にやるべきだよね?というのがカックさんの考え方です。
そのため、どの時間を使って記事を書くか?というのを意識するようになりました。今までは、まとまった時間ができたら「どれ、記事でも書くか...」という感じだったのですが、今は電車に乗っている時間やちょっとした待ち時間で、モバイルアプリから記事を書くようになりました。記事の構成が頭にあれば、PCの前にいなくてもコード以外の部分は充分書けます。

自ら学びに行き、ネタをつかむ

ブログをやる上で最もきついのがネタ探しです。今回のメンタリングでは、最初に20個分ネタ出しをすることで、小さな学びでも記事にできることを体得する取り組みがありました。
しかしそれ以上に得られたのが、ネタを探しに行く姿勢です。メンタリング期間中、カックさんもご自身のブログを更新され続けていたのですが、その多くは書籍のレビュー・最近使ったツールの紹介・新しい技術の学習メモなどでした。どうしてカックさんはこんなにいろいろなものと巡り会えるんだろうと不思議だったのですが、自分がネタを探しているうちに、ネタが降ってくるのを待つのではなく、意識して新しいことに挑戦しネタを掴みに行くことが大事なんだと気付きました。もちろん平日は仕事で忙しいのですが、例えば繰り返しの作業をシェルスクリプトでやってみたり、社内で先輩に質問したことを記事のテーマにしたりなど、日々の仕事からもネタを掘り出しに行く姿勢が身につきつつあります。

メンタリングで執筆習慣を確立させよう

振り返ればとても充実した3ヶ月間でした。ブログを書きたいけどなかなか続かないという人には、このメンタリングをぜひおすすめしたいです。記事を書く習慣とモチベーションがきっと確立すると思います。
4-6月募集は終わってしまいましたが、3ヶ月に1度のペースで募集がかかっているので、興味のある方はカックさんのTwitterアカウントをフォローしておくと良いと思います。