Sublime Text3の使ってみたいコマンド
まだエンジニアになったばかりの頃になんとなくSublime Text3を使い始めたが、まだその全てを使いこなせていない自覚があった。
何のエディタを使うにせよ、その真の力を知らないでいるのはもったいない。
Sublime Text便利なショートカットコマンドはたくさんあるが、その中でも自分が知らなくて、ぜひ使ってみたいと思うものをまとめた。
Cmd + ↑
/ Cmd + ↓
: 文書の先頭/最後に移動
Cmd + →
で行の最後に行くのは知っていたけど、文書の端に行くコマンドは恥ずかしながら知らなかった。
Cmd + /
: 行をコメントアウト
カーソルがいる行を、今使っている言語での形式に合わせてコメントアウトしてくれる。
実装のやり方を試行錯誤しているときに、ある行の処理をコメントアウトしてそこだけ新しい処理に変えたりすることがよくあるので、このコマンドは重宝しそう。
同じ単語を全て操作
Cmd + d
で今カーソルが載っている単語と同じ単語が全てハイライトされ、Cmd+g
でカーソル選択状態にして次の単語に行くことができる。
Cmd + Ctrl + g
なら同じ単語を全て選択できる。
変数の名前を変えるときなどに威力を発揮するだろう。
個人的にはハイライトされた同じ単語の一部だけ選択しないでスキップする機能があるとよかったが、そのコマンドはなさそうだ。
複数行の行末にカーソルをつける
Cmd + Ctrl + l
で、今ハイライトされている行全ての行末にカーソルが当たる。
複数行に後からクォーテーションをつけて配列や辞書を作りたいときに使える。
ちなみに、各行の頭にもクォーテーションをつけたいときはさらに一工夫が必要。
上記コマンドでできた複数カーソルを普通に左右キーで動かすと、各行の文字数が違うので行頭でカーソルが揃わず収拾がつかなくなる。
ここでは行頭に行くコマンドが必要。Cmd + ←
コマンドは、インデントを除いた各行の最初の文字の前にカーソルが揃う。Ctrl + a
コマンドはインデントも文字とみなし、行頭にカーソルが揃う。
再び行末で揃えるにはCmd + →
かCtrl + e
を使う。
Cmd + P
でファイル間ジャンプ
「ファイルを開く」メニューを使わなくても、ファイル名を途中まで入力するだけですぐに開ける。
さらに、続けて#hoge
と入力すれば最初にhoge
が出てくるところに移動し、:50
なら50行目に行ける。@func
ならfunc
という関数(あるいはクラス)の場所に飛べる。
対象となるのはあらかじめSublime Textで開いてあるフォルダ内のみのようだが、フォルダ内でファイルを分割してコーディングするのは日常なので、これはとても便利そうだ。
教訓:エディタの売りはよく読もう
後半の方の機能は、Sublime Text3のトップページに堂々と書いてあった...
使い始めた頃はこれらの機能がどう良いのかよくわからなかったが、今ならその価値がわかる。
当時はコーディング作業のイメージがわかなかったので仕方ない面もあるが、エディタ選びは単なる口コミだけではなく、自分のストレスややりたいことをベースに選ぶのが一番いいだろう。