builderscon 2018という楽しいお祭りに参加しました

とある方からチケットを譲渡いただけるという幸運にあずかり、土曜日に参加してきました。

buildersconに参加したのは今年が初めてなのですが、他のカンファレンスと違い、お祭りだなあという雰囲気を強く感じました。
特定の技術に絞ったわけではなく、また「エンジニアとして成長するぞ!オー!」という感じでもなく、純粋に面白い話をシェアすることが一番大切にされている楽しい空間でした。
最近なかなか仕事以外の活動ができていなかったのですが、力をつけるために勉強するというよりも、作りたいものを楽しく作って結果として力もつくというのが一番幸せですね。エンジニアとしての初心にかえることができました。

忘れないうちに今日聞いたセッションのまとめを。

あなたの知らないデータベースのロギングの世界

メインテーマは、情報流出インシデントをきっかけにしたDB監査ログの強化だったのですが、個人的にはProxySqlを入れたときのハマりどころの話に身をつまされました。

普段は目の前のコードを書けば終わりなのですが、アーキテクチャを変えるとなると、ちゃんとこういう観点から影響範囲を考えなければいけないですね。まだまだ自分の視野は狭いです。

ブログサービスのHTTPS化を支えたAWSで作るピタゴラスイッチ

speakerdeck.com

Let's EncryptとAWS Step Functions、AWS Lambda、さらにはDynamoDBのTTLと、個人的に面白そうな技術がいろいろ登場しました。 最終的な証明書自動発行の仕組みはもっとじっくり理解したいです。

Webアプリケーションエンジニアが知るべきDNSの基本

speakerdeck.com

つい最近業務でRoute53を使い始めたばかりなので、とても刺激になりました。インフラ系は理解しきっていないまま触るのがめちゃくちゃ怖いんですよね...
これも情報量が多いので、要復習です。

LT大会

面白系のLTが多かったのですが、アイスブレイクではなく発表内容自体で笑いが取れるというのは本当にすごいことです。 それだけその技術に習熟していて、なおかつ尖ったことをやっているという証だと思います。こんなLTがしたい。

最後に反省点

参加するセッションを選ぶとき、ちょっと「自分にとっての実用性」という軸に偏りすぎたかなと思っています。 次回参加するときは、もっと何の役に立つか知らないようなセッションにも行こうと心に決めました。きっとそれこそがbuildersconの醍醐味です。